安田学園　まさかの初戦敗退　都江戸川　コーチは元阪神投手

東東京大会３回戦 都江戸川４―１安田学園

（7月16日 神宮）
　今春センバツ出場校の安田学園を４―１で破る金星を挙げた都江戸川。芝浩晃監督が「天然」と評する２年生のエース左腕・高橋が、７安打を許しながら完投し「１人１人の打者にコーナーに決めていこうと思った。信じてやっていけば勝てる相手だと思った」と胸を張った。

　同校で指導する元阪神、日本ハム、巨人の投手だった伊達昌司コーチは「大したものですね」と称えていた。

　一方、まさかの初戦敗退で、春夏連続甲子園出場はならなかった安田学園。エース・大金が１１安打４失点。右手中指のマメをつぶしながら最後まで投げきったが「ストライク先行の投球ができなかった。悔いが残る」と唇を噛んだ。森泉弘監督は「完全に力負け。負けたからといって番狂わせだとは思わない」と振り返った。