広島 野村 今季一番5勝目 “模範”球速140キロでもゴロの山

[ 2013年7月16日 06:00 ]

<広・中>5勝目を挙げ、打のヒーロー広瀬(右)から称えられる野村

セ・リーグ 広島3-0中日

(7月15日 マツダ)
 広島の野村が前半戦最後の登板を、今季一番の快投で締めた。スコアボードにゼロを並べ8回を5安打無失点で5勝目。プロ入り初の完封勝利こそお預けとなったもののチームを中日と並ぶ3位タイに浮上させ、満足そうに汗をぬぐった。

 「向かっていく気持ちを心掛けた結果」

 制球で勝負する投手としての真骨頂を発揮した。初回2死から森野、和田に連打を許し一、三塁のピンチを招くも平田を二ゴロ。2回以降は内外角の絶妙なコースに全ての球種を投げ分け、最後まで中日打線のバットの芯を外し続けた。奪った三振はわずか2つだったが、マウンドを降りるまでの24アウトのうち、ゴロアウトは17を数えた。「これが自分のスタイル」と胸を張った。

 模範となる投球だった。最近先発した今井や中崎は序盤で早々にKOされた。球速を気にするあまりに球が浮いてボールが先行し、ストライクを取りにいき痛打されていた。「低めに投げるというお手本だった」と山内コーチも右腕を称賛した。球速は140キロ前後でも、十分に抑えられるということを見せた。

 プロ入り後、通算9試合目でようやく中日からの初白星を手にした。チームのAクラス入りへ向け、ライバルからの勝利に「次につながると思う」と自信を付けた様子だった。

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