三菱重工横浜 ドラフト候補揃い日本生命を撃破 完全試合の屈辱バネに…

[ 2013年7月16日 06:00 ]

<三菱重工横浜・日本生命>8回1死一、三塁、三菱重工横浜・竹内が勝ち越し中犠飛を放つ

第84回都市対抗野球1回戦 三菱重工横浜4―3日本生命

(7月15日 東京ドーム)
 雑草軍団がスター軍団を撃破した。1回戦3試合が行われ、2年ぶり出場の三菱重工横浜(横浜市)は8回、竹内啓人内野手(22)が決勝の中犠飛。最多55度目出場で今秋ドラフト上位候補がそろう優勝候補の日本生命(大阪市)を4―3で下し、3年ぶりの初戦突破を果たした。また、パナソニック(門真市)とニチダイ(京田辺市)も2回戦に進出。16日も1回戦3試合が行われる。

 個々の力で劣っても、全員の力を結集すれば勝てる。だから野球は面白い。力の突出した選手はいない三菱重工横浜が、吉原、柿田、小林ら、今秋のドラフト上位候補をそろえる優勝候補・日本生命との接戦を制した。

 「タレント豊富なスター軍団相手。点を取られた後にすぐ取り返したのが大きかった」と松下安男監督。決勝点を叩き出したのは社会人1年目で3番を任せる竹内だ。同点に追い付かれた直後の8回1死一、三塁。フォークが4球続いて2ボール2ストライクと追い込まれても冷静だった。「前の打席は全球チェンジアップで凡退(二ゴロ)。ゲッツー狙いで低めの変化球が多いけど、今度はどこかで直球が来る」。5球目は狙っていた直球。明大時代は控えに甘んじた22歳は、中堅深くへ決勝犠飛を打ち上げ「しっかり仕事ができて良かった」と胸を張った。

 若手だけではない。チームを活気づけたのは34歳・佐々木だ。1点先制された直後の4回に逆転3ラン。以降は歴代最多55度出場を誇る日本生命に主導権を譲らず、松下監督は「ベテランと若手の力がかみ合ったいい勝利」と笑みを浮かべた。

 2年前は1回戦でJR東日本東北の森内(現日本ハム)に完全試合を許した。屈辱的な敗戦を糧に2年ぶりに戻って来た舞台で、その悔しさを晴らした。2回戦も強豪・JR東日本が相手だが、竹内は「また優勝候補との対戦だけど、一つ一つしっかりプレーすればいい勝負になる」と、再びの大物食いを見据えた。

 ▼西武・石井投手コーチ(三菱重工横浜OB)札幌ドームでの試合前、ベンチ裏のモニターでも試合が映されていました。次は十亀(が在籍していたJR東日本)と勝負ですね。頑張ってほしいです。

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