武隈1回22球でKO 渡辺監督ガッカリ「ショック大きい」

[ 2013年7月15日 17:38 ]

5回途中に投手交代を告げ、あきれ顔でベンチに戻る西武・渡辺監督

パ・リーグ 西武3―14日本ハム

(7月15日 札幌D)
 日本ハムに14失点大敗を喫した西武の渡辺監督は、さすがに厳しい表情だった。

 期待を持って送り出した23歳の先発左腕・武隈が初回、先頭打者の陽岱鋼にいきなり本塁打され、次打者に四球を与えた後、アブレイユに2ランを浴びるという最悪の結果。そこから3連続アウトに取ったものの、1回2安打(ともに本塁打)3失点、打者6人に22球を投げただけで降板を命じ、2回から中崎にスイッチした。

 大敗に「何とも言えない」と切り出した渡辺監督は「こういう試合は年間数試合あるだろうけど、武隈への期待という意味でもショックが大きい」と正直な本音。「このチャンスをどう思っているのか。こういうチャンスをつかむ投手がいい投手になっていく」と期待を裏切った若手投手に落胆の色は隠せなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2013年7月15日のニュース