ルナ 代打でV打 高木監督ゴキゲン「やっぱり巨人を倒さないと」

[ 2013年7月15日 06:00 ]

<中・巨>お立ち台への登壇が遅れドアラから「遅い」といじられるルナ

セ・リーグ 中日2-1巨人

(7月14日 ナゴヤD)
 誰が決めるの?ルナでしょ!優良助っ人の一打で、中日が今季初の同一カード3連勝。

 巨人戦5連勝は06年以来7年ぶりで、高木監督にとっては1次政権を含めて初体験だ。「やっぱり巨人を倒さないとなかなか勢いづいていかんから」。指揮官が表情を緩めた。

 ルナは左膝痛で6戦連続スタメン落ちも、同点の8回2死二塁から代打で登場。山口のチェンジアップをバットの先でしぶとく中前へ落とした。

 「どんな形でもヒットを打ちたかった」。メジャー最強打者の金言が抜群の集中力を生む。カージナルスでデビューした04年、同僚のプホルス(現エンゼルス)に「3時間集中しろ。すべてを出し切れ」と助言された。試合中はベンチでも声を出し続け、チームへの貢献度は計り知れない。

 頼もしい男。15日の広島戦からいよいよスタメン復帰予定だ。

 ▼中日・マドリガル(8回登板も高橋由に同点打を浴び、5試合目で初失点。その裏の決勝点で来日初勝利)初勝利は良いことだけど、うれしいというより悔しい。

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