2人の「リョータ」でビッグイニング 今成逆転打、新井良は満塁弾

[ 2013年7月14日 22:47 ]

<神・D>お立ち台でガッツポーズの(右から)新井良、藤浪、今成

せ・リーグ 阪神8―4DeNA

(7月14日 甲子園)
 阪神ベンチの重苦しいムードを2人の「リョータ」が打ち破った。

 1点ビハインドの6回、DeNA三浦を攻め1死満塁の好機を築くと1人目の「リョータ」、6番今成亮太が、積極的に初球を振り抜き中前逆転2点適時打。1点を加えた2死満塁からは2人目の「リョータ」、西岡に代わって1番に途中から入った新井良太が、自身2本目、5月18日以来の満塁弾を左翼に叩き込んだ。

 一気の7点、ムードは変わり鮮やかな逆転勝ちを収めた。お立ち台で新井良は「ここ最近、芯に当たってなかった。実感というのがなかった」という必死のプレーは25打席ぶりの安打となった。甲子園で初お立ち台の今成は「(藤浪)晋太郎がピンチを乗り越えたので何とか打ちたかった」と気迫の一打を振り返った。

 15日からは首位巨人との3連戦。直接対決で、首位が入れ替わる絶好のチャンスだ。

 新井良は「身を粉にして働きたい。色気出さず、まずあした勝たないと始まらない」と気合十分、今成は「初めてのお立ち台ではかんでしまったのでかまずに言いたい。ガ、ガ、ガ、ガ、ガンバリマース!」と叫んでマイクパフォーマンスを締めた。

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