“ミスター社会人”西郷 初戦で散る 41歳の来年新記録15号に意欲

[ 2013年7月14日 06:00 ]

<Honda・JFE西日本>まさかの初戦敗退にガックリうなだれるHondaナイン。左から3人目は西郷

第84回都市対抗野球1回戦 Honda3―7JFE西日本

(7月13日 東京ドーム)
 新記録の大会通算15号は出ないまま「ミスター社会人野球」のHonda・西郷が初戦で姿を消した。

 昨年、大会記録に並ぶ14号を放った主砲は初回、右翼へ二塁打。しかし以降は2度もバットを折られて最後の打者になるなど抑え込まれ「やられた。自分のスイングをさせてもらえなかった。本当に情けない」と肩を落とした。来月30日で41歳。「自分(の意思)だけでは決められない」と去就に含みを持たせつつ「まだ気持ちは切れていない。チャンスがあれば来年(記録に)挑戦したい」と現役続行に意欲を示した。チームは今春のスポニチ大会を制し、4年ぶり優勝を狙った今大会もV候補の一角に挙げられながら早すぎる終戦となった。

続きを表示

2013年7月14日のニュース