阪神3年ぶり貯金14 和田監督繰り返し「メッセがよく投げてくれた」

[ 2013年7月12日 21:52 ]

お立ち台で笑顔を見せる阪神・メッセンジャー

セ・リーグ 阪神3―2DeNA

(7月12日 甲子園)
 どうなることかと思った立ち上がりだったが、阪神・メッセンジャーが8回を6安打2失点にまとめ8勝目。チームを6連勝に導いた。

 「初回は自分の投球ではなかった」と苦笑した助っ人右腕。四球をきっかけにピンチとなり内野ゴロと不運な内野安打で早々と2失点。6連勝に暗雲が漂い始めた。

 しかし、味方がすぐに逆転すると、その後は別人。2回から5回まで一人も走者を許さず、6回以降も奏者を出しても落ち着き払って後続を仕留めた。「次の1点がどちらに入るかで流れが変わった試合」と和田監督は評したが、「メッセが本当によく投げてくれた」と何度も同じ言葉を繰り返した。

 お立ち台の最後は「ガンバリマショウ」と日本語で締めたメッセンジャー。スタンリッジと並び助っ人の先発2枚の安定は、3年ぶり貯金14となった阪神の生命線である。

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2013年7月12日のニュース