国学院大・杉浦が誤算 完敗で2勝2敗タイに

[ 2013年7月11日 06:00 ]

第4戦に先発した杉浦

 日米大学野球選手権は10日、宇都宮清原球場で第4戦を行い、日本は2―8で完敗し、2勝2敗で並ばれた。日本は先発の杉浦稔大投手(国学院大)が2死しか取れず4失点で降板。11日に神宮球場で最終戦が行われ、日本は勝てば2大会ぶり17度目の優勝となる。

 初回の攻撃中に激しい雨が降り、約50分間中断。マウンドに上がるのが遅れた先発の杉浦は球が荒れ、死球も絡んで2死満塁のピンチを招き、2本の適時打を浴びた。わずか2/3回で4失点KO。制球力が売り物の右腕は「雨ではなく、自分の状態の問題。言い訳にできない」と反省した。2勝2敗となり、11日の優勝決定戦に向けて善波達也監督は「立ち上がりに気をつけたい」と力を込めた。

 ▼米国シュロスネーグル監督 点差がついたので作戦もアグレッシブにいけた。(最終戦は)一球一球、1イニング1イニング大切にして勝ちたい。

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2013年7月11日のニュース