坂本 トンネル帳消しのV弾「かっこいいところと悪いところを見せれた」

[ 2013年7月9日 21:36 ]

<巨・ヤ>7回2死二塁、左越え2ランを放った巨人・坂本

セ・リーグ 巨人6―3ヤクルト

(7月9日 山形)
 巨人・坂本が汚名返上の一発で、菅野に8勝目を届けた。

 1点リードの7回、畠山の打球をまさかのトンネル。同点に追いつかれる失態を招いたが、その裏にバットで取り返す。

 2死二塁から意地の左越え2ランを放つと、阿部も右越えソロで続き3点を勝ち越した。この回に代打を送られていた菅野に再び勝ち投手の権利がつく貴重な一発となった。

 坂本は「(菅野)智之のときはいつもエラーしてしまう。打てないと何を言われるか分からない」と必死だったことを明かし、最高の結果に「山形でかっこいいところとかっこ悪いところを見せれた」と苦笑いだった。

 原監督も「久しぶりに根性を見たという感じの一発」と振り返った一打。阿部とともに巨人の選手では川上哲治以来63年ぶりとなる山形での本塁打は、思い出深いものとなりそうだ。

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