交流戦 来季も現行通り「24試合制」決定 15年以降は継続審議

[ 2013年7月9日 06:00 ]

 来季交流戦は現行の24試合制で行うことが機構理事会で決定し、実行委で承認された。開催時期と期間も5月中旬から約1カ月間と現行通り。

 NPBの井原敦事務局次長は「2015年以降については、オールスター戦やクライマックス・シリーズ、国際試合(侍ジャパン)などトータル的なところで交流戦の位置づけ、在り方について継続審議する」とした。

 来季の交流戦はセ・リーグが18試合制への短縮を提案。現行維持を主張するパ・リーグとの間で話し合ってきたが、まとまらなかった。機構理事会では、24試合制、18試合制に加え、24試合制での期間短縮案を2通りの計4パターンのシミュレーションを基に審議。しかし、来季日程は8月までに大綱を決める必要があり、時間的な制約から来季は現行のままとなった。阪神の四藤慶一郎専務は「オールスター戦やポストシーズンを含めて明確な判断ができるか、となると時間切れ」と説明。15年以降の交流戦は、事業推進委員会(山岸均委員長=巨人連盟担当)で継続審議することになった。

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2013年7月9日のニュース