杉内 菅野に並んだ7勝目 “キレキレ”スライダー「今年一番」

[ 2013年7月8日 06:00 ]

<巨・D>お立ち台の中井(左)と杉内

セ・リーグ 巨人2-0DeNA

(7月7日 東京D)
 このスライダーさえあれば怖さなどなかった。7回2死一、二塁。唯一、得点圏に走者を背負ったピンチで打席に山崎。巨人・杉内は1ボール2ストライクから完璧に制球された127キロスライダーを内角低めに沈め、空振り三振。控えめに拳を握った。

 「今年一番(状態が)良かった。勝つんだという気持ちだけでした」

 ストライク先行。7回2死一塁で中村に四球を与えるまで、3ボールも3度だけ。「外、内、カウント球、勝負球。投げ分ける自信がある」というスライダーを多投。直球、チェンジアップとのコンビネーションで相手に的を絞らせなかった。

 登板間の調整。杉内は山なりのカーブでキャッチボールを行う。6月下旬から、その球数を増やした。しっかり腕を振り肘を抜かないと、約30メートル離れた相手までは届かない。これまで2年連続で発症した左肩違和感から無意識に制御していたが、この練習を繰り返し「やっと腕が振れるようになってきた」と笑った。

 完封こそ逃したが、8回2安打無失点で菅野と並びチームトップタイの7勝目。今季最多132球に「きょうを境にいい方向に向かっていきたい」と自信を深めていた。

 ▼巨人・山口(9回に登板し無死一、二塁のピンチを招くも無失点に抑えて3セーブ目)あまり(9回を)意識せずにいったけど、ああいう結果になりヒヤヒヤさせてしまった。

 ▼巨人・川口投手総合コーチ(杉内に)良さがだんだん出てきた。沢村と夏場に働いてくれるでしょう。

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