球宴選出のダルビッシュが今季４敗目…６回０／３で５失点

アストロズ戦の７回、無死一塁でワシントン監督（38）にボールを渡し降板するレンジャーズのダルビッシュ

ア・リーグ レンジャーズ５―９アストロズ

（7月6日 アーリントン）
　米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュは６日（日本時間７日）、アーリントンでのアストロズ戦に今季９勝目を懸けて先発したが、６回０／３を投げて６安打５失点、６奪三振で今季４敗目を喫した。防御率は３・０２。レンジャーズは５―９で敗れ、連勝は２で止まった。

　この日、オールスターゲームの出場選手が発表され、２年連続で選出されたダルビッシュ。３回まで走者を出しながらも無失点に抑えていたが、４回１死からクラウスに右前打を許し、２死後、バーンズに４号２ランを被弾。２ボール１ストライクから投じた１４９キロのツーシームを左翼席に運ばれ、今季の被本塁打は１５本目となった。

　ダルビッシュは続く５回にも２死から満塁のピンチを招き、クラウスに右前適時打を許して２失点。それでも６回に味方打線が奮起。１死満塁からモアランドの右犠飛で１点を返すと、続くソトが左越えに４号３ランを放ち、４―４の同点に追いついた。

　７回もマウンドに上がったダルビッシュだったが、アルテューベにこの試合４つ目の四球を与えたところで降板。救援のロスが死球で無死一、二塁とピンチを広げ、カストロに中越え３ランを被弾。勝ち越しの走者を出したダルビッシュに黒星がついた。