中田 大谷登板試合は5戦4発 トップ独走21号

[ 2013年7月5日 06:00 ]

8回2死一塁、左越えに2ランを放つ中田

パ・リーグ 日本ハム4-3ソフトバンク

(7月4日 ヤフオクD)
 終わってみれば、主砲の一発が大きかった。2―1の8回2死一塁。日本ハム・中田は低めのスライダーを振り抜き、打球は左翼席へ突き刺さった。

 本塁打王争いでリーグトップを独走する21号2ラン。ダイヤモンドを一周し、ベンチ前で大谷と笑顔でハイタッチを交わした。「1点でも多く点を取って翔平を勝たせたかった。どの投手の時も援護したい気持ちで打っている」と胸を張るが、これで大谷登板試合は5戦で4発だ。

 いつも以上に気合が入った打席だった。一塁走者の大引は死球で出塁。乱闘騒ぎの直後だった。「ビキさん(大引)もそれだけ気合が入っていたんだと思う。何とかしたい気持ちが強かった」。まさに4番の仕事。栗山監督も「ここ一番で翔(中田)が仕留めることができるようになって凄く意味がある」と称えた。

 ▼日本ハム・宮西(球団歴代最多の107ホールド)ただただうれしい。バックに助けられて稼いできた数字。野手の皆さん、捕手に感謝したい。

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2013年7月5日のニュース