広島 丸で逆転3連勝 一発含む全3打点「スゴく気持ちよかった」

[ 2013年7月4日 06:00 ]

<中・広>大暴れの丸(中央)らナインは笑顔でハイタッチ

セ・リーグ 広島3-2中日

(7月3日 ナゴヤD)
 延長12回にわたる死闘を制した翌日、今度は敵のミスにつけ込み、わずか3安打で勝った。広島が中日のお株を奪う連夜の競り勝ちで3連勝。破顔一笑のナインの輪の中で、全3打点を挙げた丸の存在がひときわ輝いた。

 まずは0―2の6回、一撃で勢いをつけた。「久々にいい感じで飛んでいってくれた。いい角度でバットが出た。スゴく気持ちよかった」。西川が投じた内角低めの直球を完ぺきに叩いた。広いナゴヤドームの右翼中段に着弾した6号ソロ。6月2日のオリックス戦(京セラドーム)以来20試合ぶりの本塁打だった。

 8回のV打は学習能力が生きた。敵失に乗じた1死二、三塁の好機。マウンドには前夜、二ゴロに封じられた高橋聡がいた。その初球、外角直球を叩くと、打球は前進守備の三遊間をゴロで抜けた。投球の軌道を見やすくするため、対左腕には右肩を少し開いて臨む。そんな工夫が呼んだ逆転打。丸は胸を張る。

 「きのうは強引に行って引っ掛けたので、きょうは逆らわずにいった。抜けてくれてよかった」

 新井コーチに師事して打撃開眼し、外野の定位置を確保した感のある今季。昨季はバットを950グラムから920グラムに替えたが、今季は910グラムのそれを一貫して使う。今春キャンプ前に、同コーチが「もう少し軽い方がいい」と助言。以来「いい感じで振れている」。“師”の教えは道具にも生かされている。

 野村監督は「反撃の口火を切ったし、勝負強いところも見せてくれた」と目を細める。クライマックスシリーズ進出争いを演じる眼下の敵に敵地で連勝。ナインに植え付けられた自信は小さくない。丸は「この連勝を伸ばしていけるように頑張りたい」と言い切った。

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