バレ26号!ブラ目の前で1本先行 両者50発超えるペース

[ 2013年7月2日 22:00 ]

<D・ヤ>8回1死一塁、左中間2ランを放つヤクルト・バレンティン

セ・リーグ ヤクルト5―0DeNA

(7月2日 平塚)
 ヤクルトのバレンティンが8回、左翼席へダメ押しとなる26号2ラン。25本で並んでいたDeNA・ブランコの目の前で1本先行し、今季初めて単独トップに立った。

 この日が29歳の誕生日だったバレンティンは「今までバースデーにいい結果を出したことがなかったので、初めて打ててうれしい」と笑った。試合前に小川監督と誕生日の話になった際は、逆に本塁打をプレゼントすると約束していた。言葉通りの働きに指揮官は「本当に打ったよ」と驚きの表情を浮かべた。

 ブランコは4月7日のヤクルト戦で3、4、5号本塁打を放ち一気にセ・リーグトップに立つと、3、4月に15発でキング争いを独走。一方バレンティンは左内転筋肉離れで開幕に出遅れ5月末時点でブランコに7本差をつけられていたが、6月に11本塁打を放ってブランコに並ぶと、この日ついに1本先行。“比較的飛ぶボール”に変わった今年、2人とも50発を超えるペースでキング争いを続けている。

 一方、抜かれたブランコも「(お互いに)いい勝負ができると思う」と語っており、ホームランキング争いはますます目が離せなくなった。

続きを表示

この記事のフォト

2013年7月2日のニュース