T―岡田 復活の3安打「帰ってきました」

[ 2013年7月2日 20:15 ]

2回オリックス2死一、三塁、T―岡田が左翼線に同点二塁打を放つ

パ・リーグ オリックス4―3西武

(7月2日 京セラD)
 オリックスのT―岡田が0―1の2回に復帰後初安打となる同点二塁打を放った。2死一、三塁から牧田の初球を左翼線に運び「打ったのはシュート気味の真っすぐ。タイムリーになって良かった」とほっとした表情を浮かべた。

 不振と左太もも裏痛で5月3日に出場選手登録を外れた。6月28日に1軍に昇格したが、ここまでは安打が出ていなかった。5月1日以来の安打で勢いに乗り、5回に単打を記録すると1点差に詰め寄られた8回に貴重な追加点をもたらす中前打を放った。今季初の1試合3安打で勝利に貢献し、お立ち台で「帰ってきました」とうれしそうに叫んだ。

 「当たりが良かったのは1本目だけ。でもチームには最後の1本に価値がある」とT―岡田。森脇監督は「全て貴重。大いに自信にしてもらいたい」と目を細めながらも、本人には「まだまだ貸しはあるからな」と声を掛けた。その言葉を受け「開幕から迷惑を掛けっぱなしだった。少しずつ返していきます」と応えていた。

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2013年7月2日のニュース