統一球問題第三者委員会　２８日初会合、調査方法や日程を調整

　日本野球機構（ＮＰＢ）は２７日、プロ野球の統一球を飛びやすく変更しながら公表していなかった問題を調査する第三者委員会の初会合を、２８日午後に東京都内のＮＰＢで行うと発表した。

　出席者は委員長の那須弘平氏（７１）、佐々木善三氏（６０）、米正剛氏（５８）の弁護士３人のメンバーと特別アドバイザーで元巨人の桑田真澄氏（４５）に加え、セ、パ両リーグの理事長が参加。加藤良三コミッショナーは出席しない。初会合では今後の調査方法や日程などを確認する予定。

　第三者委は関係者へのヒアリングなどを行い、事実関係の把握、問題が生じた背景や原因を探って提言する。７月末をめどに最終報告する方針。