伊東監督も興奮「春先とは別人のようだった」

[ 2013年6月27日 06:00 ]

<オ・ロ>古谷は初完封勝利をあげ伊東監督(左)と笑顔で握手を交わす

プロ野球 パ・リーグ ロッテ7-0オリックス

(6月26日 京セラD)
 期待していただけに、怒りも、喜びも大きかった。ロッテ・古谷の1安打完封勝利に、伊東監督も「試合前のブルペンではめちゃくちゃ切れが良かった。春先とは別人のようだったよ」と興奮気味に話した。

 決して制球力が良くはない左腕を「基本は(カウント)3―2ピッチャー」と評する。この日もフルカウントが7度。初回に先頭・坂口を3ボール2ストライクにした時は「ああ、またか…」と思ったという。そこからあれよあれよの快投。今春のキャンプでは木村、植松とともに左の先発候補として期待を寄せていた。しかしオープン戦で結果を残せず、「あいつはチャンスが欲しくないのか!」と怒りを見せたこともあった。それだけに指揮官にとってもうれしい1勝だった。

 ▼ロッテ・里崎(古谷を好リード)ファームでもバッテリーを組んでいたので、その時のままの投球ができた。最高の投球で勝てたことがうれしい。

 ▼ロッテ・井口(5回1死満塁、走者一掃の二塁打)フルカウントだったからどの球にも対応できるように準備していた。

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2013年6月27日のニュース