栗山 完璧手応え決勝弾「打った瞬間どっかーん」

[ 2013年6月26日 21:28 ]

<西・楽>8回2死、先制ソロアーチを放ち、ガッツポーズをする栗山

パ・リーグ 西武1―0楽天

(6月26日 西武D)
 息詰まる投手戦の均衡を破ったのは、主将の栗山だった。0―0で迎えた8回2死で、1ボールから真ん中に入った直球をバックスクリーン左へ叩き込む6号ソロ。前日25日には楽天の田中に零敗を喫しており、実にチームにとって18イニングぶりの得点が決勝点となった。

 「打った瞬間、行ったと思った。どっかーんと思った」と完璧手応えを口にした栗山。それまでの3打席は2三振など凡退していたが「前の3打席のことは考えても仕方がない。この打席は一振りで決めたろうと。ずっと真っすぐでやられていたので狙いは真っすぐ一本でした」とキッパリ。

 この一発で、4月24日以来勝ちがなかった野上にうれしい4勝目をプレゼント。「この2カ月いいピッチングしていたのに、勝ち星つけてやれなかったので、何とか勝ってほしかった。チームもきのうのことがあるので、勝ってやろうとた。両方できてよかった」という栗山に、野上も「いつもカッコ良い栗山さんが、3割増しにカッコ良く見えました」と感謝していた。

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