第三者機関人選の経緯 パ村山理事長が解説

[ 2013年6月26日 06:00 ]

統一球問題の第三者調査・検証委員会の特別アドバイザー就任が決まり会見する桑田氏

統一球問題における有識者による第三者調査・検証委員会設置

 委員の人選について、都内のNPB事務局で会見したパの村山理事長は「最高裁判事の経験がある」と那須氏の委員長就任の経緯を解説。

 佐々木氏については「検事正の経験からきちっと調査していただける方」、米氏は「企業問題に詳しく、ガバナンス、コンプライアンスの関係に実績がある」と説明した。桑田氏も含めた4人のメンバーに対し、関係者へのヒアリングや資料の分析を通し、事実の確認と問題が生じた背景の究明を期待した。

 ◆那須 弘平(なす・こうへい)1942年(昭17)2月11日、長野県生まれの71歳。東大卒。06年に最高裁判事に就任。12年2月の定年退官後、エドウインが不正経理の疑いで設置した第三者委員会の委員長を務めた。

 ◆佐々木 善三(ささき・ぜんぞう)1952年(昭27)11月1日、岩手県生まれの60歳。中大卒。79年検事。水戸地検、仙台地検、京都地検検事正を歴任。今年2月には東京電力が設置した第三者検証委員会の委員を務めた。

 ◆米 正剛(よね・まさたけ)1954年(昭29)7月8日、鹿児島県生まれの58歳。東大卒。米コーネル大ロースクール卒業後、米ニューヨーク州や英国でも活動。企業のコンプライアンスやガバナンス(統治)の専門家。

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2013年6月26日のニュース