ヤクルト株主総会 選手の喫煙がヤリ玉に…

[ 2013年6月26日 06:00 ]

 ヤクルト本社の定時株主総会が25日、東京都内で開かれ、株主からの質疑応答では球団に対し、選手の喫煙について厳しい声が相次いだ。

 「若手選手の喫煙は健康管理の指導不足」「喫煙しているかどうかドラフト前に調査すべき」など、健康食品を扱う会社としての見解を問いただした。これに対し、衣笠剛球団社長兼オーナー代行(64)は、春季キャンプで健康管理に関して若手に1時間の講義を行っていることを説明し「たばこは個人の嗜好(しこう)の問題だけど、球団姿勢としては禁煙」と強調。議長を務めた根岸孝成本社社長(64)も「貴重なご意見として参考にします」と話した。

 また、4月に戦略提携の解消を発表した筆頭株主のフランスの食品・飲料大手ダノンが株式を買い増しする可能性について、同社長は「自主性への理解を得ている」と否定し、友好関係を維持する覚書を結んだことを明らかにした。

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2013年6月26日のニュース