「飛ぶ統一球」で何が変わる?“3割5分超え”複数出るとの予測も

[ 2013年6月21日 10:13 ]

2011年の統一球導入を前に、断面を披露する加藤コミッショナー

 21日からリーグ戦が再開する。「飛ぶ統一球」の発覚により、今後の戦い方に変化はあるのか。12球団の監督、コーチらの声を集めた。

 半信半疑で戦っていたものが明確になった。今年の球は飛ぶ。選手には「ボールだけで成績が左右するわけではない」との思いもあるが、勝つためには、はっきりとした対応が求められる。

 (1)投手の配球 ヤクルト・小川監督は「飛ぶとは思いながら、昨年まで同様、バッテリーは内角をどんどん突く配球が残っていた。今後は絶対に長打を打たれてはいけない場面は外角中心。内角に行く場合も、よりミスの少ない球種選択が必要」と話す。また、パ・リーグのある投手は「近年増えていたインスラのような内から真ん中に来る球は危険」とした。勝負どころでの球種選択に変化が生まれる。

 (2)打者のゆとり 交流戦で10本塁打を放ったロッテ・井口は「コンパクトに振っても飛んでくれる」と話す。目いっぱい振らずとも、しっかりコンタクトすれば飛ぶという安心感は、全選手に生まれる。そして、外野の守備位置が後ろになれば安打ゾーンは広がる。セ・リーグのスコアラーは「本塁打もそうだが、年間打率3割5分を超える選手も複数出てくるのでは」と予測する。

 1試合平均得点は昨年の6・5点から7・8点に上がった。広島・野村監督は「バントが少なくなっていると思う。“やってくるな”と思う場面で、やらないケースが目に付く」と話す。リードしていても安心できない。投手にとっては酷だが、ファンにとっては最後まで目が離せない戦いが増えそうだ。

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