渡辺監督 自身以来のノーヒッター誕生ならず「惜しかった」

[ 2013年6月12日 21:40 ]

<西・中>ノーヒットノーランは逃したものの、7勝目を挙げ渡辺監督(左)に祝福される菊池

交流戦 西武10―0中日

(6月12日 西武D)
 菊池のノーヒットノーランが打ち砕かれた瞬間、ベンチの渡辺監督もぼう然と打球の行方を見つめていた。記録達成なら、西武では96年6月11日のオリックス戦(西武)で、指揮官自身が成し遂げて以来となるはずだった。

 試合後、渡辺監督は「惜しかったですね」。16安打10得点の快勝で連敗を5で止めたゲームを振り返り「しんどいところで追加点を取ってもらって、あとは(記録を)やるだけだったが」と残念がった。

 無安打投球を続ける菊池の姿は「久しく(記録)」が出ていないので、ここで出ればチームも盛り上がる」との思いで見守っていたという。惜しくも記録達成はならなかったが「会心の当たりだったので、あきらめがつくと思う。次ですね」と、今後のさらなる成長に期待をかけていた。

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2013年6月12日のニュース