ディオーネ宮原　今季２度目の完封でリーグトップの６勝目

今季二度目の完封勝利を挙げたディオーネの宮原

ティアラカップ京都大会１回戦 ディオーネ３―０レイア

（6月8日 わかさ）
　女子プロ野球のティアラカップ京都大会の１回戦２試合が１８日、わかさスタジアム京都で行われ、サウスディオーネとイーストアストライアがそれぞれ勝利し、９日の決勝戦に駒を進めた。

　第１試合、ディオーネは先発の宮原が５安打３奪三振で、今季２度目の完封。リーグトップの６勝目を挙げた。

　宮原は「今日ヒットを許した球は、全部甘いコースでした。０点に抑えましたが、逆球が多かったです。このままでは決勝戦では通じないと思います。明日の決勝戦では、ランナーを出さないよう、打たせて取るピッチングを心掛けていきます」と完封にも、表情を引き締めていた。

　打線も初回、先頭の橋本が二塁打、早田が送って、田中幸が中犠飛を放ちあっさり先制。３回、５回には早田のタイムリーで、それぞれ１点ずつ加えた。この日２打点の早田は「これまでなかなか打てなかったので、チャンスで打つことが出来てよかったです。左方向を意識していましたが、タイムリーが2本とも（左方向に）打つことが出来て、練習の成果が出ました」と語った。