原巨人積極采配　４番の打席で異例の重盗決めた

＜巨・日＞８回２死一、二塁二走の鈴木尚が三盗を決める

交流戦 巨人４－２日本ハム

（6月6日 東京Ｄ）
　原巨人の積極采配が逆転を呼んだ。１点を追う８回２死一、二塁で４番・阿部。初球で二塁走者の鈴木が「覚悟を決めてスタートを切った」。一塁走者の坂本も反応し、重盗を成功させた。

　終盤の２死で、４番の打席では異例ともいえる策だ。昨年も同じ６月６日ソフトバンク戦（ヤフードーム）で同点の９回１死一、二塁、４番・村田の打席で重盗に成功。直後に村田の決勝犠飛で交流戦初優勝につなげた。原監督は「もちろんサイン。確率の高い勝負にいった」と説明した。

　▼巨人・川相ヘッドコーチ（８回の重盗について）今はじっとしていても何も起こらない。いい重圧をかけてくれた。