青木 日米1500安打 イチローに次ぐ日本人2位スピード達成

[ 2013年6月7日 06:00 ]

アスレチックス戦の5回、日米通算1500安打となる一塁強襲安打を放つブルワーズ・青木

インターリーグ ブルワーズ1―6アスレチックス

(6月5日 ミルウォーキー)
 ブルワーズの青木宣親外野手(31)が5日(日本時間6日)、アスレチックス戦で2安打を放ち、日米通算1500安打(日1284、米216)を達成した。1192試合目での達成は、01年のイチロー(マリナーズ=現ヤンキース)の1096試合に次ぐ、日本人選手としては歴代2位のスピード記録。天才打者の背中を追い続ける安打製造機が、また一つ、節目を通過した。

 青木らしい打球とコメントだった。1―1の5回無死二塁。05年サイ・ヤング賞右腕コローンに対し、1ボールからの外角90マイル(約145キロ)ツーシームを強振。鋭いライナーは飛びついた一塁手のミットをはじく強襲内野安打となった。日米通算1500安打。しかしそこに、感慨はなかった。

 「もちろんプロに入って、こういうことをイメージしたことは全くなかった。でも今となっては、もっと上を目指さないといけないと思う。そうですね、確かに通過点」

 7回にも一塁内野安打を放ち、今季19度目のマルチ安打。連続試合安打も今季最長タイの6に伸ばした。1192試合での達成は、イチローに続く日本人2位のスピード記録。その背中を追い続けてきたからこそ、今の青木がいる。

 「こっち(米国)に来てから、あらためてイチローさんの凄さを実感した」。ある時、そう語ったことがある。ヤクルト2年目の05年に、94年のイチロー(当時オリックス)以来となるシーズン200安打を達成し、比較されるようになった。イチローにはできなかった日本での2度のシーズン200安打も達成した。しかし、移籍1年目の昨季は定位置を確保できず、4月はベンチを温めた。屈強な選手に交じり、レギュラーを奪い、結果を残し続けることの難しさ。イチローが当たり前のように残した足跡は、同じ道を歩むことで、より偉大に映った。だからイチローを目標とし、今も背中を追っている。

 「2000本というのは、自分の中ではそこまで大きく捉えてはない。もっと打ちたい。3000、4000本とか打てれば、もっとうれしい」。残り499本の2000安打も青木にとっては通過点。目標は、もっとはるか先にある。

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