オリックス 西 5勝目も9回2死から被弾、完封ならず「悔しい」

[ 2013年6月3日 06:00 ]

<オ・広>3回無死、小窪の打球にグラブを出すオリックス・西

交流戦 オリックス7-1広島

(6月2日 京セラD)
 完封を阻まれた9回2死からの一発だけがマイナス要素だった。1失点完投で今季最高とも言えるパフォーマンスを見せたオリックス・西は「(丸に対する1球は)ファウルにさせるつもりが、ちょっと甘く入ってしまいました」と悔やんだ。

 “着地”は決まらなかったが、ほぼ完ぺきな投球内容だった。被弾までは二塁すら踏ませず。金子に次ぐエース格への期待から、いつもは辛口評価をする森脇監督も「今年の登板の中では一番スキがなかった」と右腕を称賛した。

 被安打5で無四球。どの変化球でもストライクを取れたことが安定感を呼んだ。特に効果的だったのがカーブだ。「今まで(カーブは)自信がなかったけれど、練習して使えるようになってきました」。3年前、投球の幅を広げるため小林宏(現2軍投手)コーチの指導の下、カーブとフォークを習得したことで、ひと回り成長した。

 入団5年目を迎え、大学を経由した同い年の選手がプロの世界に入ってきたことも今季のモチベーションを高めている。大体大を経由したドラフト1位・松葉にプロ生活のノウハウを伝えるが、「負けられない」とライバル心ものぞかせる。

 今季5度目の先発となった本拠地・京セラドームでは4勝負けなし。昨年7月4日の日本ハム戦から同球場では6連勝となった。「相性がいいからじゃないですか。何とか粘って投げようと思ってます」。交流戦に入ってからチームが連敗しないデータも更新した。勝率5割復帰にあと「1」。5勝でチームの勝ち頭にたった西の姿が何とも頼もしく見えた。

 ▼オリックス・バルディリス(3安打3打点。今季40打点でトップをキープ)得点圏に走者がいると、より集中力が高まる。

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