福岡出身の柴田 家族の前で殊勲打「絶対に決めてやろうと」

[ 2013年6月2日 18:15 ]

<ソ・神>7回2死二塁、柴田は右前適時打を放つ

交流戦 阪神4-3ソフトバンク

(6月2日 ヤフオクD)
 5月5日時点で今季最大5・5ゲーム差をつけられていた巨人を、ついに逆転。阪神が昨年4月19日以来409日ぶりの単独首位に立った。

 柴田が7回、殊勲の決勝打を放った。2―2の同点に追いつき、なお2死二塁。パディーヤに1ボール2ストライクと追い込まれたが、4球目の内角高めシュートを叩き、鋭いゴロが一、二塁間を破った。

 ヒーローは「いいところで打てたので、よかったです」と興奮気味。「つないでチャンスをつくっていただいたので、絶対に決めてやろうという気持ちで打席に入っていました」と強い気持ちだったことを明かした。

 今季は5月17日に1軍昇格。「約2カ月、苦しい時間を過ごして、自分なりに頑張ってきました。報われた1本でしたね?そうですね」と振り返った。

 福岡出身の5年目。「おそらく両親、祖母、兄が観に来ていると思います。いつもありがとうございます!」と感謝の気持ちを大きな声にした。

 チームは首位に立ったが「ここからですね。まだまだ僕はチームに貢献しないといけないので、まずは首位になりましたけど、これからどんどん突き進んでいきます」と気を緩めないことを宣言。大爆発を期待していいですよね?の問い掛けには「僕は地道に頑張っていくので、任された仕事をしっかりやるだけです」と、いぶし銀の活躍を誓っていた。

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2013年6月2日のニュース