西武 渋~く延長戦初勝利 V内野安打の片岡「一生懸命走りました」

[ 2013年5月30日 06:00 ]

<D・西>DeNAに連勝しヘルマン(左端)とタッチする片岡ら西武ナイン

交流戦 西武2-1DeNA

(5月29日 横浜)
 左ふくらはぎが悲鳴を上げた。それでも西武・片岡は全力疾走で一塁ベースを駆け抜けた。

 1―1の延長10回2死三塁。ソーサの外角スライダーを転がし、決勝の遊撃適時内野安打。「打球が弱かったので抜けるとは思わなかった。一生懸命走りました」と汗を拭った。

 11年秋に左肩、昨秋には右手首を手術した。心機一転「易之」から「治大」(いずれもやすゆき)に改名して臨んだ今季も開幕直後にふくらはぎを痛めた。試合後には患部のストレッチやアイシング治療が欠かさない。「(故障を抱え)チームに迷惑をかけている。でも、若いヤツが多いので、守備では僕が引っ張っていかないと」と自覚しながらプレーを続ける。

 チームは今季4度目の延長戦で初勝利。DeNAに2連勝し、貯金5とした。渡辺監督は「ヤス(片岡)が勝負強さを見せてくれた」と称えた。

 ▼西武・浅村(自身初の4番で2安打)変な感じがしました。1番でも何番でも気持ち的には一緒です。

 ▼西武・野上(7回1/3を4安打1失点)いい形で投げられた。こういう投球を続けていけば勝ちが付くと思う。

 ▼西武・鬼崎(8番・遊撃で先発し2安打)横浜スタジアムは大学時代からプレーしているので、いいイメージはあった。

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2013年5月30日のニュース