黒田 161キロ右腕と緊迫投手戦 守護神打たれ7勝目逃す

[ 2013年5月30日 06:00 ]

<メッツ・ヤンキース>ヤンキース先発・黒田は7回を無失点の好投もチームは逆転負けを喫した

インターリーグ ヤンキース1―2メッツ

(5月28日 ニューヨーク)
 ヤンキースの黒田が不安を一掃した。前回登板となった22日のオリオールズ戦で打球を右ふくらはぎに受けた右腕が、メッツとのサブウエーシリーズで7回を4安打無失点。

 守護神リベラが今季初めて救援に失敗し、ダルビッシュに並ぶ7勝目は逃したが「(足のことは)忘れて、試合に集中していた。最低限の投球はできた。マリアノ(リベラ)が打たれたら仕方ない」と淡々と話した。雨で試合開始が約1時間半遅れ、相手先発は24歳で100マイル(約161キロ)右腕のハービー。それでも、6回2死二塁では素早いけん制で走者を刺すなど、7月に球宴の舞台となるシティ・フィールドで終始落ち着いた投球を披露した。7回以上を投げて無失点は今季4度目で両リーグトップタイとなった。

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2013年5月30日のニュース