マギー 値千金のV打も「戸村がヒーローかと」遅れてお立ち台

[ 2013年5月29日 21:55 ]

<神・楽>6回表2死一、二塁、マギーは左前先制適時打を放つ

交流戦 楽天2―0阪神

(5月29日 甲子園)
 楽天のマギーが6回、値千金の先制V打を放った。2死一、二塁。2ボール1ストライクから榎田の内角高めシュートを叩き、三遊間を鋭く破った。

 6回0封で2勝目を挙げた先発・戸村がヒーローインタビューを受けるものと思った背番号3は「まずは、遅れて出てきたことは申し訳なかったです。彼(戸村がヒーローインタビュー)だと思って、ロッカーに入ってしまいました」と“謝罪”の第一声。

 0-0の均衡を破る殊勲の一打は「ここ何試合かタイトな試合で、ピッチャー陣が粘って試合をつくっていたので、会心の当たりじゃなかったですけど、何とか(三塁の)新井選手のグラブの下を抜けてくれてよかったと思います」と振り返った。

 来日1年目ながら、早くも日本野球に順応。チーム3冠でナインを引っ張るが「まだまだシーズンは長いですし、自分の成績は全く何も意味しません」と謙遜する。

 昨季から甲子園の阪神戦は4連勝で、チームはリーグ2位をキープ。「優勝がわれわれ1人1人の目標であります。もしかしたら、またこの甲子園で日本シリーズを阪神とやるかもしれません。その時のために毎日、頑張っていきたいと思います」と“再戦”を見据えた。

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2013年5月29日のニュース