ロッテ 今江 新4番だ!8戦4発「開き直って打てる」

[ 2013年5月26日 06:00 ]

<D・ロ>初回2死一塁、左越え2ランを放ちベンチ前で声援に応えるロッテ・今江

交流戦 ロッテ9-4DeNA

(5月25日 横浜)
 スタンドで幸子夫人(39)と長男・陸斗君(7)が見守っていた。ロッテ・今江が一家の、そしてチームの大黒柱として存在感を示した。初回2死一塁。見逃せばボールかという低めの132キロのチェンジアップをすくい上げた。「うまく打てましたね」。左越え4号2ランを放った「新4番」がチームに勢いをもたらした。

 3、5回の第2、3打席は連続四球。8回2死一、二塁ではダメ押しの左前適時打。プロ初4番となった5月15日の巨人戦(東京ドーム)から36打数15安打8打点、打率・417。実に8試合で4本塁打をマークしている。開幕直後は3番で打率・160まで落ち込んだが「3番だとセーフティーバントとか細かいことも求められるけど、4番だと開き直って打てる」。打線の中心を固定できずに悩んでいた伊東監督の抜てきに応えた。

 ある約束が今江の原動力になっている。昨年12月、福島県いわき市を訪問し、被災地の子供たちに、いわきグリーンスタジアムで開催される球宴第3戦(7月22日)への出場を誓った。「ファン投票で選んでもらえる結果を残さないと。最近、やっと近づけてきているかな」。中学時代は京都田辺ボーイズで全国制覇、PL学園でも4番で甲子園に出場した。「自分は4番タイプじゃない」と言うが、慣れ親しんだ打順は居心地がいい。

 「ブランコみたいな本塁打は打てない。新しい4番のスタイルをつくっていければ」。場外弾はなくても、つなぎの打撃もできる4番として、その存在は驚異的だ。

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