【投球詳細】ダル、熱投130球!8回7安打4失点も打線が援護

[ 2013年5月17日 12:27 ]

タイガース戦に先発したレンジャーズのダルビッシュ

ア・リーグ レンジャーズ10―4タイガース

(5月16日 アーリントン)
 レンジャーズのダルビッシュは16日、タイガース戦に先発し、8回で130球を投げて7安打4失点、6三振1四球で、両リーグトップに並ぶ今季7勝目を挙げた。

 11年サイ・ヤング賞投手のバーランダーと“剛腕対決”。ダルビッシュは1回、先頭のダークスをツーシームで左飛に打ち取ると、続くハンターは外角の速球で空振り三振。昨季の三冠王のカブレラには甘く入った初球を捉えられたが、左飛に打ち取って無失点で終えた。

 1点のリードを得た2回は3球で2死とした後、6番アビラにスライダーを打たれてこの試合初安打を許したが続くペラルタをスライダーで空振り三振に斬った。

 ダルビッシュは8番から始まる3回に乱れた。先頭のケリーにカウント3―1から低めのカットボールを右翼席に運ばれ、ソロ本塁打を被弾。インファンテ、ダークスに連打を浴び、ハンターの右犠飛で勝ち越し点を許した。続くカブレラにも左二塁打を打たれ、なおも1死満塁からマルティネスの中犠飛で3点目。2死一、二塁からアビラを打ち取って、この回を終えた。

 レンジャーズはその裏、バーランダーの乱調から打者10人の猛攻で一挙7点を奪い、試合をひっくり返した。連打と死球で無死満塁とし、押し出し2つで同点。モアランドの2点二塁打で勝ち越し、ソトの1号3ランでバーランダーをKOした。

 5点リードをもらったダルビッシュだったが、4回も下位打線を相手に失点。先頭のペラルタに1―1から直球を捉えられ、バックスクリーンへのソロ本塁打を許した。しかしその後は連続三振を奪うなど後続を抑えた。5回は2死から4番フィルダーに安打を許すも無失点。6、7、8回はいずれも三者凡退に抑え、メジャー自己最多となる130球でマウンドを下りた。

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