立岡 プロ初安打でサヨナラ劇おぜん立て「夢のよう」

[ 2013年5月15日 22:20 ]

9回無死一、三塁、長野の右越え打で一塁から一気にホームへ向かう一走・立岡

交流戦 巨人5-4ロッテ

(5月15日 東京D)
 お立ち台で言葉が震えた。サヨナラ勝ちをおぜん立てした立岡は「無我夢中でした」と劇的なシーンを振り返った。

 9回無死一塁。1ボールからの2球目を思いきり叩きつけた。高いバウンドでセンター方向を襲った打球は内野安打となり、一、三塁と好機を広げた。「ストレートを思い切り狙っていこうと。悔いの無いように」。立岡にとって、記念すべきプロ初安打。これで一気にチャンスが広がり、続く長野が右中間二塁打。一塁走者だった立岡は、必死に三塁ベースを回り、サヨナラ勝ちを決めるホームに滑り込んだ。

 「野球ができなくなるんじゃないかというケガだったので、ここまでこれて夢のようです」。立岡は高校通算28本塁打。50メートル5秒9と足も速く、08年ドラフト2位でソフトバンクに入団した。走攻守そろった逸材で「秋山2世」と注目を浴びたが、1軍出場は10年8月15日の日本ハム戦での代走のみ。昨年6月に巨人にトレード移籍した。移籍直後には2軍戦で左肘じん帯を断裂。その影響で右打ちから左打ちに転向。苦しみ抜いて、這い上がってきた。

 「きょうスタートラインに立ったと思うので、同期の負けないように活躍していきたい」と立岡。ライトに照らされた背番号58が、頼もしく光輝いていた。

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