オリックス坂口 V弾!開幕から苦しむ選手会長決めた

[ 2013年5月15日 06:00 ]

<神・オ>まるでリーゼント!?長い髪を振り乱してファンにお辞儀するオリックス・坂口

交流戦 オリックス1-0阪神

(5月14日 甲子園)
 オリックスの切り込み隊長・坂口の阪神戦初ホームランが試合を決めた。5回1死、1ボール2ストライクと追い込まれながら内角スライダーを完ぺきにとらえ右翼ポール際に放り込んだ。

 「食らいついていくことだけ考えていました。甲子園でのホームランは初めて。多くの野球ファンの前で出たので良かったです」

 今季2号が決勝弾となりチームに5連勝をもたらせたが、坂口の調子は決して良くはない。2割前半の打率でもがいていると言った方が現状を的確に表しているだろう。大引のトレードによる日本ハム移籍で新年早々に選手会長を引き受けることになり、森脇監督からはゲームリーダーとしての役割を与えられた。しかし、開幕から低打率しか残せていないことを坂口が一番気にしていた。

 「苦しみは尋常じゃないと思う。苦しむことで自分が大きくなれる、と思ってやっているんじゃないかな」。森脇監督はこの日、苦しむ坂口に粋な計らいを見せた。取材に訪れた野球評論家の福本豊氏に頼んでハッパをかけてもらったのだ。

 坂口が入団時から目をかけてもらっていたOBのアドバイスが値千金の一発につながったのかもしれない。

 「プレーする上では問題はない」という体調面だが、試合前のアップでは別メニューが続いている。昨年5月17日の巨人戦(東京ドーム)でダイビングキャッチした際に、右肩肩鎖関節脱臼。再び1軍に復帰したのは10月。再起をかける今季は、アップのときから人一倍時間をかけて準備に取り組んでいる。そんな状況の中でも、選手会長として連日、声を出して盛り上げ、全力疾走だは欠かさない。チームにとって、数字には表れない貢献度が計り知れない。

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