5月は月間打率・415!青木 絶好調は先発落ちがきっかけに

[ 2013年5月15日 06:00 ]

<パイレーツ・ブルワーズ>5回、本塁クロスプレーで生還し、チームメートから祝福されるブルワーズ・青木

ナ・リーグ ブルワーズ5―1パイレーツ

(5月13日 ピッツバーグ)
 ブルワーズの青木宣親外野手(31)が、13日(日本時間14日)のパイレーツ戦で3安打3打点、2盗塁の活躍を見せた。チームの連敗を4で止めた立役者は、5月の11試合で7度のマルチ安打、月間打率・415と絶好調。日本人大リーガーでは2010年のイチロー外野手(39=ヤンキース)以来となる目標のシーズン200安打へ、量産態勢に入った。

 9回だ。青木が2死二塁で打席に入ると、敵地ファンから「ストップ、アオキ(青木を止めろ)!」とヤジが飛んだ。だが、左腕ワトソンの外角スライダーを転がして三塁内野安打。この日の3安打目で、ダメ押しとなる5点目を叩き出した。

 「連敗を止められてうれしい。しっかりと振れている。結果がついてきているのはうれしい」

 初回、外角チェンジアップを左翼線二塁打。5回には内角カーブを右翼線へ運ぶ適時二塁打とした。3安打3打点2盗塁で全5得点に絡む活躍。試合前のロン・レネキー監督は「ノリはこの調子でプレーを続けてくれ。チームは負けているが、何かを変える必要は全くない」と語り掛け、試合後は「ヨクヤッタ!」と日本語で称えた。

 4月終了時は打率・250。休養のためパイレーツ戦を先発落ちした5月1日が青木の分岐点だ。頭をリセットし、打撃を再検証。オフの自主トレで筋肉量が増えた影響から、上半身主導のフォームになったと気付いた。下半身主導に修正し「しっかり軸足に体重が乗るようになった」。変化球にも崩されない形を取り戻した。

 米データサイト「ファングラフス」によると、青木の今季の全スイングに対してバットをボールに当てた「コンタクト率」は両リーグ6位の91・9%。イチローが年間最多記録の262安打を放った04年の91・7%を上回る。現在は年間184安打ペースだが、目標の200安打へ量産態勢に入った。「毎試合毎打席100%の力で入れるように集中してやっていきたい」。このバットコントロールの良さが、青木の武器であった。

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