原監督「7点を守り切れなかったというところで、こういう結果に」

[ 2013年5月10日 22:52 ]

<D・巨>報道陣を軽く手で制して無言で引き揚げる巨人・原監督

セ・リーグ 巨人10―12DeNA

(5月10日 横浜)
 まさかの逆転負けに、巨人の原監督は悔しさを苦笑いで隠すしかなかった。「打たれ過ぎ。7点を守り切れなかったというところで、こういう結果になった」とあきれ顔で振り返る。乱戦の最後はストッパーの西村までもが多村に3ランを浴び、4連敗となった。

 打線が初回に5点を先行して主導権を握ったはずだった。だが、ホールトンが直後に3点を失う。6、7回と計5点を奪って今度こそ突き放したかに見えたが、終盤は勝ちパターンの救援陣が総崩れに近かった。

 1点差の九回を逃げ切れなかった西村は「次、また頑張ります」と短く絞り出すのが精いっぱい。18安打を浴びての敗戦に、原監督は「それで勝つというのは難しい。あしたから切り替えていきます」と渋い表情で話した。

 ▼巨人・阿部(大量リードを守れず)「打たれたらいけない人に打たれている」

 ▼巨人・川相ヘッドコーチ(逆転負けに)「点差が離れた中、チーム全体としてやるべきことをそれぞれができなかった」

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2013年5月10日のニュース