多村 劇的サヨナラ3ラン!DeNA 巨人に今季初勝利

[ 2013年5月10日 21:25 ]

大逆転で今季巨人戦初勝利を挙げ、声援に応えるDeNA・中畑監督

セ・リーグ DeNA12―10巨人

(5月10日 横浜)
 DeNAは10日、横浜で首位・巨人と対戦し、多村の3号3ランで逆転サヨナラ勝ち。両軍合わせて8本塁打、29安打の乱打戦を制してDeNAは勝率5割に復帰、今季巨人に6戦目で初勝利を挙げた。巨人は最大7点のリードを守れず、今季2度目の4連敗を喫した。

 巨人は初回、松本哲、坂本の連打とロペスの四球で築いた1死満塁で、亀井が中越えの走者一掃タイムリー二塁打を放ち3点を先制。さらに、村田が左翼へ6号2ランを放ち一挙5点を挙げた。

 だが、その裏DeNAは2死から荒波が中前打で出塁し、ブランコが3試合ぶりとなる18号2ラン。続く中村も5号ソロを放ち2点差とした。

 その後は両投手ともに立ち直り、無失点が続いたが6回、巨人が先頭の阿部が四球を選び、ロペスが右前打、続く亀井が中越えフェンス直撃のタイムリー二塁打を放ち貴重な1点を追加、高崎をKOした。さらに村田が2番手・加賀から死球を受けた満塁機に、1死後代打・矢野が3番手・大原慎から左中間適時二塁打を放ち2点を加えた。さらに、7回には坂本が左翼へ5号ソロ、ロペスも9号ソロを放ち10―3と大きくリードを広げた。

 DeNAも7回、7連打など打者一巡の攻撃で1点差に迫った。先頭の白崎が中前打で出塁し代打・多村が左翼へ2号2ラン。続くモーガンが右翼へ1号ソロ。さらに内村も中前打と4連打で巨人の高木京をKO。荒波も右前打で続き無死一、二塁。ブランコは遊撃内野安打で、さらに坂本が悪送球する間に1点を返した。中村が左越え適時二塁打でこの回7連打で1点差に。8回にも多村の右前打を足場に2死満塁としたが、中村は見逃しの三振に倒れた。

 だが9回、1死一、二塁で多村がこの日2本目となる3号3ランを右翼席に叩き込み、試合を決めた。

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