大リーグ機構が誤審認める…「不適切な判定」も公式記録変更せず

[ 2013年5月10日 09:24 ]

 米大リーグ機構は9日、8日に行われたインディアンス―アスレチックス戦の打球をめぐる判定についての声明を発表し「不適切な判定だった」と誤審を認めた。打球は外野フェンスを越えていたが、二塁打となった。判定は覆らず、二塁打の公式記録に変更はない。

 アスレチックスが1点を追う九回、左中間フェンスを越えたロサレスの打球が、跳ね返ってグラウンドに落ち、二塁打と判定された。主任審判員がビデオで確認した上で再度二塁打と判定したが、テレビの映像などで明確にフェンスを越えていた。アスレチックスはメルビン監督が抗議して退場となり、チームも3―4で敗れた。

 機構は声明で「完璧であることは不可能だが、われわれは常に公正な判定を追求していく」などとした。(共同)

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2013年5月10日のニュース