斎藤、小山伸、ラズナー、青山「ＳＫＲ４１」好リリーフ

＜日・楽＞試合後、嶋と握手する青山

プロ野球　パ・リーグ 楽天６－２日本ハム

（5月9日 札幌Ｄ）
　斎藤、小山伸、ラズナー、そして抑えの青山。その頭文字と青山の背番号を取った「ＳＫＲ４１」が初めて結成された。昨年５月以来の５連勝で一気に貯金１。青山は「何点差であっても、いつでも行ける準備をしている」と胸を張った。

　先発の美馬は５回１失点ながら６安打。星野監督は継投策に打って出た。６回に斎藤は１点を失うも、７回以降は小山伸―ラズナー―青山で無失点リレー。小山伸も「こういう形ができれば先発も思い切って投げられると思う」と胸を張った。

　開幕から投手陣の不振が続いて、４月を終えた段階では借金３で５位。特に中継ぎ陣は防御率が５点台の中盤に低迷していた。そんな苦境で３日から斎藤が合流。４人の必勝リレーが完成し、星野監督も「相手打線もいろいろと考えてくるだろう」とニヤリだ。４人の平均年齢は３４・５歳。全員が既婚者でもある。やっぱり年季が違う。