寺原　力み隠せず…古巣に完投負け　糸井に「最悪のホームラン」

３回、オリックス・糸井（奥）に３ランを浴びたソフトバンク先発の寺原

パ・リーグ ソフトバンク２―４オリックス

（5月8日 京セラＤ）
　ソフトバンクの寺原は昨季まで所属したオリックスに４失点で完投負けした。３回は１点を先制され、さらにピンチで糸井に甘く入ったフォークボールを３ランとされ「力が入って最悪のホームラン。もったいなかった」と肩を落とした。

　序盤は「古巣ということもあった」と言うように力みを隠せず、変化球の制球を乱した。ステップ幅も自然と半歩、狭まったという。４回以降は立て直しただけに「最初から（４回）以降の感覚でいければ良かった」と悔やみ切れない様子だった。