吉見 右肘張りで緊急降板 竜4連敗借金9

[ 2013年5月8日 06:00 ]

<ヤ・中>5回途中降板する中日先発・吉見(左)

セ・リーグ 中日0-6ヤクルト

(5月7日 神宮)
 泥沼のチーム状態に追い打ちをかけるアクシデントが発生した。中日先発の吉見が右肘の張りで緊急降板。打線も再三の好機を生かすことができず、今季4度目の零封負けで4連敗となった。

 突然の出来事だった。5回1死一塁、吉見はミレッジへの2球目を投球直後、右肘の異変を訴えてベンチへ。治療後、一度はマウンドへと戻ったが、投球練習後に投球続行は不可能と判断し、自ら降板を決断した。昨年9月に右肘の肘頭骨棘を骨折し、今季も4月6日に右肘の張りが理由で出場選手登録を抹消されているだけに心配されるアクシデント。エースは右肘の状態について「その辺に関しては言えません」と言葉少な。高木監督は「本人が投げれん、言うから代えとる」と話した。

 8日にも検査を受ける予定だが、結果次第では浮上への一筋の光明すらも見えなくなる。

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2013年5月8日のニュース