来季の米国開幕戦開催は6月までに判断 阪神社長が見通し

[ 2013年5月8日 06:00 ]

 巨人との来季開幕カードの米国開催を目指している阪神の南信男球団社長(58)が7日、会場に予定するアナハイムのエンゼルスタジアムの視察を終え、西宮市内の球団事務所で取材に応じた。

 「数億円の赤字を出しても、やる意義はあるのか。集客などを精査中」と説明した。その上で「あとは収支の問題だけ。収支を叩いて6月くらいまでに(開催か否かを)判断しないと」と見通しを語った。

 加藤良三コミッショナーも希望している米国開幕は、南社長によると2014年に前身の大日本東京野球?楽部から創設80周年を迎える巨人主導で進行中という。構想では開幕戦を巨人主催でロサンゼルスのドジャースタジアムで行い、阪神は2戦目を主催する。南社長は渡米中に米大リーグ、エンゼルスの協力を得たとし「ぜひ来てくれと言っていただいた」とも述べた。

続きを表示

2013年5月8日のニュース