大谷 血染めの151キロ ガッツから空振り三振も緊急降板

[ 2013年5月8日 06:00 ]

<イースタン 巨・日>初回2死二塁、小笠原を空振り三振に打ち取る日ハム・大谷

イースタン・リーグ 日本ハム3―6巨人

(5月7日 ジャイアンツ)
 日本ハムの大谷が、イースタン・リーグの巨人戦(ジャイアンツ)で先発し、右手中指を負傷して1回1失点で降板した。

 当初は2イニングの予定も「(中指の)爪が浮いて出血があったので、大事を取って代わりました」。痛みはなく、野手としての出場にも支障ないという。実戦登板は、先月11日の同リーグ、ロッテ戦(QVCマリン)以来26日ぶり。同13日に右足首を捻挫してからは初めてだった。テーマは「直球をしっかり投げること」。四球と味方の失策で1点を失ったが、指先に血をにじませながら150キロ超えを連発し、無安打に封じた。最速は151キロ。最後は通算2071安打の5番・小笠原から149キロで空振り三振を奪った。試合後は、8日の楽天戦に備えて札幌入り。野手としての出場に備えた。

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