上原＆田沢　ダブルストッパー構想浮上　勝利の方程式から“昇格”

田沢とのダブルストッパー構想が浮上したレッドソックスの上原

ア・リーグ レッドソックス６―５ツインズ

（5月6日 ボストン）
　レッドソックスは上原と田沢のダブルストッパー構想が急浮上した。

　６日のツインズ戦前に守護神ベイリーが右上腕痛で故障者リスト入り。同戦では代役としてハンラハンが１点リードの９回に登板したが、同点本塁打を浴びて救援に失敗。降板後には右前腕部に痛みを訴え、離脱する可能性が濃厚となった。ジョン・ファレル監督は新守護神候補について「候補は何人かいる。これから考える」とし、試合後には首脳陣による緊急ミーティング。浮上したのが、小差のリードか同点の終盤に「勝利の方程式」の一翼を担ってきた日本人投手２人だ。上原は今季１５試合に登板して防御率２・６３。田沢もチーム最多１６試合の登板で２勝１敗、防御率２・５１と安定している。併用でのストッパー起用ならば登板過多を防ぐことも可能となる。