高田高卒業生も駆けつけスタンドから声援

[ 2013年5月8日 06:00 ]

陸前高田市・高田高校野球部の1年 復興へのプレーボール春季岩手大会予選編

 3月に卒業した元野球部員10数人も、スタンドから声援を送った。

 埼玉県内の私立大に進学した前主将・佐藤央祐さんは、大型連休を利用して帰省。また、消防隊員を目指し、現在は岩手県内陸部の消防学校で研修中の佐藤宏樹さん、十文字瞭太さんも姿を見せた。劣勢の試合展開の中、メガホンを手に後輩を鼓舞。その声に気づいたグラウンドの選手が、スタンドに向かってお辞儀する場面もあった。盛岡市内の専門学校に通う及川航さんは、1泊2日の強行日程で応援に参加。「試合は残念だったけれど、懐かしい顔にたくさん会えた。夏は頑張ってもらいたいですね」と、後輩をねぎらった。

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2013年5月8日のニュース