高校時代は堂林の控え、慶大・山田 恩返しリーグ戦1勝

[ 2013年5月6日 06:00 ]

東京六大学野球第4週最終日 慶大1―0東大

(5月5日 神宮)
 2回戦2試合が行われた。第1試合は慶大が東大に1―0で辛勝し、今季初勝ち点を上げた。リーグ戦初先発の山田貴大投手(4年)は、7回4安打無失点で初勝利を挙げた。第2試合は法大が大城戸匠理内野手(4年)と木下拓哉捕手(4年)の連続本塁打で、立大を2―1で下し、開幕6連勝を飾った。

 リーグ戦初先発の慶大・山田が140キロ前後の直球と、スライダーを武器に7回無失点。4年生にしてリーグ戦初勝利をつかんだ。「長かった。まだ実感が湧かない」とはにかんだ。中京大中京時代は、当時投手だった堂林(広島)の控えとして09年春、夏の甲子園に出場。大学では腰と右肘のケガに泣かされてきたが「監督に恩返しができた。ウイニングボールは両親に渡します」と終始笑顔だった。

 ▼東大・浜田一志監督 悔しいです。最後は逆転に懸けたのですが。辰亥と白砂の(投手)二本柱で必ず(春に)1勝できると思う。

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2013年5月6日のニュース