連敗脱出へ 阿部が先制2ラン「いい勢いつけたい」

[ 2013年4月30日 20:55 ]

1回巨人2死一塁、阿部が左越えに先制2ランを放つ

セ・リーグ 巨人3―0中日

(4月30日 ナゴヤD)
 “内弁慶”返上へ、主砲のバットがいきなり火を噴いた。巨人は初回2死から坂本が左前打で出塁すると、続く阿部が先制の7号2ラン。ナゴヤドームで15連勝中の中日のエース吉見が3ボール1ストライクから投じた外角高め、138キロのシュートを左翼スタンドへと運んだ。

 「(シュートを)芯でとらえてうまく押し込むことができた。今日の試合は先制していい勢いをつけたいと思っていた」と阿部。チームは今季初の4連敗中、敵地での試合も5連敗中とあって主将、主砲として「何とかしたい」の気持ちがバットに乗り移った。

 続く2死二塁の場面から長野の右前打で本塁を狙ったロペスが憤死し、追加点はなかなかったが、4回1死二塁から長野の中前打でロペスが今度は生還し、リードは3点に。主砲の一打で勢いづいた巨人が主導権を握って試合を進め、投げては杉内が5安打完封で3勝目。巨人がようやく連敗をストップした。

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