ルナだけじゃない クラーク決勝打、巨人戦3連敗のうっぷん晴らす

[ 2013年4月29日 21:48 ]

5回中日1死一塁、クラークが勝ち越しの左中間二塁打を放つ

セ・リーグ 中日11―4巨人

(4月29日 ナゴヤD)
 首位打者を走る中日新外国人ルナの陰に隠れるように振るわなかったクラークが意地を見せた。

 同点で迎えた5回1死一塁、宮国の甘い直球をはじき返すと打球は左中間を抜け、一走和田が本塁に還る勝ち越しの二塁打。「強い当たりを心掛けた。うまく抜けてくれた」と初めてのお立ち台で打席を振り返った。3試合ぶりの先発出場、ここまで2割台前半と期待に応えられていなかっただけに、ようやく役割を果たした。

 インタビュー冒頭では「巨人を倒せて気持ちいい」と語り、前回東京ドームで2試合連続本塁打を放ちながら、勝ちに結びつかなかったうっぷんを晴らした。最後には「あしたも勝ちたい」と宣言、3連敗の借りをまだまだ返すつもりだ。

 ▽大島(3安打3得点)「井端さんがつないでくれたので勢いがついた」

 ▽森野(二塁手として2008年以来の先発出場をしたが右翼手と交錯して途中交代)「(左太ももの)打撲です。しょうがないですね、野球だから」

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2013年4月29日のニュース